高圧酸素とは

 当院で良質な酸素を取り入れる事で体内の活性が向上します。

 また、毛細血管の固まりである皮膚にも酸素が行きわたることで、美肌効果も期待されます。肌のハリを保つ、コラーゲンの新陳代謝が活発になる事で、お肌をキレイにしてくれるのです。取り入れた酸素は血液中だけではなく、リンパ液や脳の髄液にまで行きわたるので身体全体の流れが良くなり、むくみや冷え、肩こりなどもよいとされています。ダイエットをされている方にも脂肪が燃えやすい状態になりつかれにくくなるのでラクに運動もできます。

 脂肪を燃やすには酸素が必須ですので、カプセルに入った後は、ちょっと体を動かすだけでも脂肪が非常に燃焼しやすい状態になるのです。またこれを継続することにより、酸素を摂取しやすい体、いわゆる太りにくい体質へと変化していき、リバウンドが少なく健康的はダイエットが実現できるのです。

●高圧酸素のしくみ

 私たちの身体には約60兆もの細胞が生きており、その細胞一つ一つでエネルギー生産をしていて、そのエネルギーを『栄養』、『酸素』からえています。

 通常の大気圧下で呼吸により摂取する酸素は、体に一定量の酸素しか運ぶことができません。対して『ヘンリーの法則』を用いた高気圧環境下では、血液に直接溶けこむ【溶解型酸素】が気圧に比例してその量を増やし、酸素を細胞の隅々まで行き渡らせます。その結果、細胞の新陳代謝を促し、身体機能が向上、脳の活性化、健康増進、美容促進、老化防止につながります。

●通常の大気圧は1気圧、酸素濃度は約21%ですが、普通に呼吸するよりもからだの酸素供給度を上げることにより健康増進を図ります。呼吸によって取り込まれた酸素は、赤血球中のヘモグロビンと結合して末梢組織まで運ばれます。これを「結合型酸素」といいます。

 しかし、この結合型酸素はヘモグロビンの量よりは多くは運べず、取り込まれる酸素量に限りがあります。また毛細血管は結合型酸素より細いので、血管の汚れなどの体内環境要素とあいまって血流が悪くなりがちです。結合型酸素はほかに血液や体液に分子のまま溶け込んで運ばれる「溶解型酸素」があります。毛細血管よりも小さく通りやすいサイズなのですが、その量はほんのわずか。この「溶解型酸素」はサイダーやコーラなどの炭酸飲料のように液体に酸素分子が溶け込んだものですが、「液体に溶解する気体の量は気圧に比例して増える」(=ヘンリーの法則)ため、環境気圧を高めることで血液中に溶解する酸素量を増加させることができます。酸素吸入だけでは不可能なことで、気圧上昇があってはじめて溶解型酸素を増やすことができるのです。